放射線科
特色
医師の診断・治療を支える以下のような画像検査を行っています。

一般撮影
一般的にレントゲン検査と言われているものです。
胸部や腹部、骨の撮影を行う検査で、エックス線を使用する代表的な検査です。
写真は白黒で、エックス線が透過しにくい骨などは白く写り、エックス線が透過しやすい空気などは黒く写ります。

マンモグラフィ
乳房専用のエックス線撮影です。
当院では、日本乳がん検診精度管理中央機構認定の装置を使用し、撮影を行っています。
乳房を圧迫して撮影することで、乳房の中が良く見える画像が得られ、被ばくも少なくなります。
痛みは個人差がありますので、お気軽に声をおかけください。

骨密度検査
エックス線を使って骨密度を測定する検査です。
当院では腰椎と大腿骨頚部で測定します。
私たちの骨は20代から30代にかけてピークとなり、年齢とともに減少していきます。
骨粗鬆症になると腰や背中が痛くなったり、曲がったりすることがあります。また、骨折などを引き起こす危険性が高くなります。
骨粗鬆症や骨量が減少している状態を見つけるのに骨密度の測定が有効です。

X線透視検査
エックス線を連続的に発生させ、その透視像をTV装置で観察する検査です。
皆さんがよく知っている胃のバリウム検査をはじめ、食道、小腸、大腸といった消化管疾患の診断に用いられたり、骨折や脱臼の整復にも使用します。

CT
CT検査は、身体の周囲からエックス線をあててコンピューターで処理することによって、身体の内部を画像化する検査です。身体の輪切りの画像だけでなく、様々な方向の断層像や立体的な三次元画像を作成することもできます。
一般撮影ではわからない詳細な情報を得ることができます。
検査部位や目的によって、検査時間が異なります。

MRI
MRI検査は磁気と電波を利用して画像を撮像するもので、エックス線を使用しないので放射線による被ばくはありません。また、検査中は大きな音が鳴ります。MRI検査は体の動きに弱いので、検査中は動かないように注意していただきます。
MRI検査では金属を検査室へ持ち込むことができないので、身に着けている貴金属製品は外していただきます。また、心臓ペースメーカーを使用している方や人工内耳の手術をした方は検査を受けることができないため、必ずスタッフへその旨をお伝えください。その他、体内に金属製品(脳動脈瘤クリップ、人工関節、骨折固定のプレートなど)を使用されている方もお知らせください。
CT検査同様、検査部位や目的によって検査時間が異なります。
